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2019/08/29 08:46

大引け概況(詳報):ダウ反発、ナスダックも上昇 無料記事

 28日のNY株式市場は、エネルギーセクターの主導で買われる展開。主要指標のダウ平均は反発し、前日比258.20ドル(1.00%)高の2万6036.10ドルで終了した。ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数も反発し、29.94ポイント(0.38%)高の7856.88ポイントで引けている。
 この日は原油高が追い風。米週間原油在庫が1000万バレル減少する中(市場予想は約300万バレル減)、WTI先物10月限の清算値は前日比1.6%高の1バレル55.78ドルに上昇した。
 これを受け、エネルギー銘柄が軒並み上昇。石油大手のシェブロン(@CVX/U)とエクソン・モービル(@XOM/U)が0.86%、0.73%ずつ値を上げたほか、油田サービスのハリバートン(@HAL/U)が3.99%高、石油・天然ガス開発のコンチネンタル・リソーシズ(@CLR/U)が3.96%高、石油メジャーのコノコフィリップス(@COP/U)が1.90%高と買われた。
 金融セクターも高い。米国債の長短利回りが逆転する「逆イールド」の度合いがやや緩和されたことで(10年物は1.48%、2年物は1.50%)、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が1.61%高と上昇。また、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が1.44%高、ゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.19%高、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が1.00%高と値を上げている。
 他の個別動向では、宝飾品ブランド大手のティファニー(@TIF/U)が3.02%高と急反発。この日発表された5〜7月期業績で、調整後の希薄化後EPSが上振れたことなどが追い風だ。


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