クラウド向けネットワーク機器を手掛けるアリスタ ネットワークス(@ANET/U)は第3四半期（7〜9月）決算を発表し、売上高が前年同期比23.66％増の7億4869万ドル、純利益が同33.21％増の2億2430万ドルに拡大したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は22.31％増の2.96ドル。売上高、同EPSともに市場予想（それぞれ約7億3813万ドル、約2.72ドル）を上回る。
　全顧客セクターで需要が増加したことで2割超の増収を達成した。部門別の売上高は、製品販売が25.80％増の6億416万ドル、サービス収入が15.45％増の1億4453万ドルに拡大している。
　全体の営業利益は、23.83％増の2億3329万ドルに伸長した。株式報酬費用などを考慮した場合、調整後の営業利益（非GAAP）は26.85％増の2億9371万ドルとなる（同ベースの営業利益率は38.2→39.2％に上昇）。
　会社側は第4四半期（10〜12月）の業績動向について、売上高を7億7500万〜7億9500万ドルと予想。非GAAPベースの調整後営業利益率は約37％に見込んでいる。
　決算に併せて1→4株の株式分割計画を発表。11月11日時点の登録株主に対して実施し、株主は保有する1株に対し、新株3株を受け取る。11月18日ごろから分割後ベースでの取引が予定されている。


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