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2022/03/07 09:31

WTI原油が一時130ドル超え、ロシア産原油・天然ガスの禁輸観測で 無料記事

 原油先物がさらに急騰している。日本時間7日(米現地時間6日夜)に米国のWTI先物が1バレル当たり125ドルを上回り(一時は1バレル130ドル超え)、2008年半ば以来の高値を更新した。ロシアによるウクライナ侵攻に加え、ロシア産原油・天然ガスの禁輸観測が取り沙汰されるなか、供給の混乱拡大が警戒されている。
 ブリンケン米国務長官は6日、CNNのインタビューで「われわれは現在、石油の世界的な供給がまだ適切にあることを確認しつつ、欧州のパートナーや同盟国とロシア産原油・天然ガスの輸入を禁止する方向で検討を重ねている」とコメントした。「検討する際、非常に活発な議論となっている」と説明している。
 CNBCによると、(西側諸国による対ロ制裁にもかかわらず)ロシア産原油・天然ガスの輸入はこれまでのところ、禁止されていない。ただ、ほとんどのバイヤーはロシア製品を避けているため、「ロシア産原油の66%が買い手をみつけるのに苦労している」状態という。


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