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2022/03/29 08:44

米国株大引け概況(詳報): 上昇、ハイテク株が高い 無料記事

 週明け28日のNY株式市場は、ハイテク株を中心に買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比94.65ドル(0.27%)高の3万4955.89ドルと3日続伸したほか、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が185.60ポイント(1.31%)高の1万4354.90ポイントと反発して取引を終えた。
 中盤でマイナス圏に沈む場面もあったが、今月中旬からの戻り基調が継続した格好。投資家心理の改善が続くなか、低下基調のVIX指数が19.63と20の大台を割れた。上海市の都市封鎖(ロックダウン)報道で原油先物が7%急落し、世界経済の成長減速懸念がくすぶるなか、資金は景気敏感株・バリュー株からIT株・グロース株に移っている。イールドカーブのフラット化は一段と進行。2年債利回りが2.33%(↑0.06ポイント)に上昇する一方、10年債利回りが2.46%(↓0.01ポイント)に低下した。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。一般消費財やコミュニケーションなど大型ハイテク株が含まれるセクターの上げが目立った。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.04%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.56%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.31%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.90%高と買われている。テスラについては、2年ぶりの株式分割を表明したことが刺激材料とみなされた。一部のグロース株も買われ、「破壊的イノベーション」銘柄への投資で有名なARKイノベーションETF(@ARKK/U)は3.95%高と反発している。
 公益やヘルスケア、生活必需品など、景気後退に強いディフェンシブセクターも堅調。電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が0.83%高、総合ライフサイエンス企業のサーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(@TMO/U)が1.55%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.78%高と強含んだ。
 一方、エネルギーや素材など景気敏感セクターは安い。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)がそれぞれ2.81%、1.75%ずつ下落したほか、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が3.20%売られた。


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