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2022/08/01 08:45

米国株大引け概況(詳報): 3日続伸、IT大手の堅調な決算でラリー続く 無料記事

 先週末7月29日のNY株式市場は、ラリーの勢いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比315.50ドル(0.97%)高の3万2845.13ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が228.10ポイント(1.88%)高の1万2390.69ポイントとそろって3日続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、57.86ポイント(1.42%)高の4130.29ポイントと3日続伸している。
 インフレ高止まりや景気後退などの懸念がくすぶるものの、この日はIT大手が堅調な4〜6月期決算を発表したことが支援材料。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)の業績が上振れ、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が想定以上の売上高を記録したことでそれぞれ3.28%、10.36%ずつ上昇し、主要株価指数を押し上げた。石油大手のシェブロン(@CVX/U)やエクソンモービル(@XOM/U)も記録的な利益を叩き出すなか、それぞれ8.90%、4.63%ずつ上昇している。期待外れの業績で半導体大手のインテル(@INTC/U)が8.56%安、動画ストリーミング端末大手のロク(@ROKU/U)が23.07%安と急落するなど、全ての企業業績が良い訳ではないが、総じて悪化する状態でないことで個別物色された。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(ディフェンシブなヘルスケアと生活必需品の2業種が下落)。エネルギーや一般消費財が4%超の上げを記録したほか、資本財、情報技術、金融、素材などバリュー・グロース問わず幅広く買われた。今年上半期にインフレ高進・金利上昇に伴う株価下落基調が続いていたこともあり、7月FOMCやGDP統計などを経て「インフレピーク観測」や「景気後退で米連邦準備制度理事会(FRB)は積極的な利上げスタンスを緩めることを余儀なくされる」との楽観論がやや優勢になっている格好だ。


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