2022/08/15 08:52
ミシガン大学消費者態度指数:8月速報値は55.1に上昇、予想を上回る
ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターは12日、8月の消費者態度指数(速報値)を発表し、前月(51.5)を3.6ポイント上回る55.1に上昇したことを明らかにした。市場予想(約52.5)を上回っている。
指数の内訳は、「現在の景況感」が55.5(前月:58.1)に低下したものの、「今後の見通し」が54.9(前月:47.3)に大きく改善した。
インフレ期待はまちまち。(米金融当局が政策判断で注目している)消費者の5年期待インフレ率が2.9→3.0%に上昇する一方(市場予想:約2.8%)、1年期待インフレ率が5.2→5.0%(市場予想:約5.1%)に低下した。
この統計は、非営利民間調査団体の全米産業審議会(コンファレンスボード)が発表する「消費者信頼感指数(CCI)」と同様に、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。原則的に速報値が毎月第2金曜日、確報値が毎月最終金曜日に発表される。1966年のデータを100として数値化している。アンケート調査の対象は、速報値で300世帯、確報値で500世帯とコンファレンスボードのCCI(調査対象:約5000世帯)より少ない。調査対象が少ないことで数値のブレが大きいものの、速報値はコンファレンスボードの消費者信頼感指数より早く発表される利点がある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
指数の内訳は、「現在の景況感」が55.5(前月:58.1)に低下したものの、「今後の見通し」が54.9(前月:47.3)に大きく改善した。
インフレ期待はまちまち。(米金融当局が政策判断で注目している)消費者の5年期待インフレ率が2.9→3.0%に上昇する一方(市場予想:約2.8%)、1年期待インフレ率が5.2→5.0%(市場予想:約5.1%)に低下した。
この統計は、非営利民間調査団体の全米産業審議会(コンファレンスボード)が発表する「消費者信頼感指数(CCI)」と同様に、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。原則的に速報値が毎月第2金曜日、確報値が毎月最終金曜日に発表される。1966年のデータを100として数値化している。アンケート調査の対象は、速報値で300世帯、確報値で500世帯とコンファレンスボードのCCI(調査対象:約5000世帯)より少ない。調査対象が少ないことで数値のブレが大きいものの、速報値はコンファレンスボードの消費者信頼感指数より早く発表される利点がある。
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