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2022/07/06 08:53

米国株大引け概況(詳報): ダウ反落、ナスダックは続伸 無料記事

 3連休明け5日のNY株式市場では、景気後退懸念を巡り売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均が前営業日比129.44ドル(0.42%)安の3万967.82ドルと反落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は194.40ポイント(1.75%)高の1万1322.24ポイントと続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も強含み、6.06ポイント(0.16%)高の3831.39ポイントで終了。朝方に主要3指数がそろって約2%下落(一時はダウが2.38%安、ナスダックが1.94%安、S&P500が2.17%安)したものの、中盤から下げ幅を縮小した(ナスダックとS&P500はプラス圏に浮上)。
 景気後退(リセッション)懸念が投資マインドを悪化させたものの、原油(↓8%超)が急落し、金利が急低下するなか、ハイテク株への買いが相場を支えた格好。この日は10年債利回りが2.81%(↓0.07ポイント)、2年債利回りが2.82%(↓0.01ポイント)の「逆イールド」となり、リセッション懸念が高まった。成長懸念で景気敏感株が売られる半面、「インフレ緩和による米金融当局の利上げ早期打ち止め」の期待で大型ハイテク株が買われている。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち大型ハイテク株が含まれるコミュニケーション、一般消費財、情報技術の3業種のみ上昇(8業種は下落)。ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が4.41%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が5.10%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.60%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.89%高と値を上げた。
 一方、エネルギーや素材、資本財など景気敏感株は下落。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)、シェブロン(@CVX/U)がそれぞれ3.13%、2.63%ずつ下落したほか、油田サービスのハリバートン(@HAL/U)が8.08%安、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が6.64%安と急落している。このところ堅調だった公益などディフェンシブ銘柄も軟調となり、ガス・電力事業持ち株会社のセンプラ・エナジー(@SRE/U)が4.28%安、電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が2.99%安で引けた。


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