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2021/10/28 08:42

米国株大引け概況(詳報): ダウ反落、ナスダックは横ばい 無料記事

 27日のNY株式市場は、引けにかけて売りに押される展開。主要指標のダウ平均は、前日比266.19ドル(0.74%)安の3万5490.69ドルと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500や小型株を代表するラッセル2000も売られ、それぞれ0.51%、1.90%ずつ下落している。一方、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数は、0.13ポイント(0.00%)高の1万5235.84ポイントとほぼ横ばいで引けた。
 朝方は主要指数がプラス圏で始まったが、成長懸念が強まるなかでイールドカーブがフラット化したことが相場の重しとなった。利上げ時期の前倒しの可能性がくすぶるなかで2年債利回りが上昇する一方、(長期金利を代表する)10年債利回りが1.54%(↓0.07ポイント)に急低下。利ザヤ縮小への懸念で金融株の売りにつながった。原油需給の緩みが警戒されるなか、原油先物が2%超売られたこともエネルギー銘柄の逆風となった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち、エネルギーや金融など9業種が下落。なかでもクレジットカード銘柄が安い。ビザ(@V/U)が6.92%安と急落し、同業のマスターカード(@MA/U)とアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)もそれぞれ6.05%、1.61%安と売られた。ビザについては、10〜12月期の業績見通しが物足りないと受け止められたほか、「米司法省が反トラスト法(独占禁止法)を巡って調査している」と報じられたことが重しとなった。また、前述した利ザヤ悪化懸念や原油安を受け、金融大手のジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が2.08%安、石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が2.60%安と値を下げている。
 決算発表銘柄の株価動向はまちまち。SNS大手のツイッター(@TWTR/U)が10.78%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が1.53%安、自動車大手のゼネラル・モーターズ(@GM/U)が5.42%安と売られる一方、飲料大手のコカ・コーラ(@KO/U)が1.93%高、ファストフード大手のマクドナルド(@MCD/U)が2.67%高と買われた。なお、注目が集まっていたIT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)、アルファベット(@GOOGL/U)の決算はともに上振れ、それぞれ4.21%、4.96%ずつ急伸。ナスダック総合指数を下支えした。


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