詳細
検索 (期間指定)
期間

2022/03/15 08:40

米国株大引け概況(詳報): ダウ横ばい、ナスダックは3日続落 無料記事

 週明け14日のNY株式市場は、市場の注目が金利動向に移るなかでIT株・グロース株が軟調な展開。主要指標のダウ平均が前営業日比1.05ドル(0.00%)高の3万2945.24ドルとほぼ横ばいで終える一方、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数は262.59ポイント(2.04%)安の1万2581.22ポイントと3日続落で取引を終えた。
 インフレ高進の懸念が依然くすぶるなか、原油先物の急落(↓約6%)が支援材料となったものの、米国債利回りの急上昇が投資家心理を悪化させた。今週15〜16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、2年債利回りが1.86%(↑0.11ポイント)、10年債利回りが2.13%(↑0.14ポイント)に急上昇している。市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の利上げを実施することを確実視しているほか、地政学リスクの高まりを踏まえた最新の見通し(金利、インフレなど)に注目している。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。高バリュエーションのIT株・グロース株が含まれる情報技術、コミュニケーション、一般消費財などのセクターで下げが目立つ。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.66%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.64%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.52%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.48%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.48%安と売られた。アップルに関しては、「コロナ感染の再拡大で中国深センが都市封鎖(ロックダウン)を行うなか、アップル製品の製造を手掛けるフォックスコン工場の稼働が停止した」と報じられたことが懸念材料となっている。
 原油先物の急落でエネルギー株も安い。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)はそれぞれ3.58%、2.45%ずつ下落した。
 一方、金融やヘルスケアなど4業種は高い。クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)が2.91%高、銀行大手のウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が2.87%高で引けた。前述したように深センで都市封鎖が実施されるなか、ワクチン銘柄も上昇。モデルナ(@MRNA/U)が8.59%高、ファイザー(@PFE/U)が3.94%高と買われている。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース