2022/08/29 10:24
米国株週間相場見通し:軟調地合い継続か
今週のNY市場は、金融引き締めペースの加速が警戒される中で上値の重い展開が続きそうだ。
引き締め加速の懸念をもたらしたのは、パウエルFRB議長がジャクソンホール会議で行った発言。インフレ抑制について「やり遂げるまでやり続けなければならない」と述べたほか、物価安定を回復するために「景気抑制的な政策スタンスを当面は維持することが必要になりそうだ」と語るなど、予想よりはるかにタカ派的な内容となった。
これを受けて、26日のNY株式市場では主要3指数が軒並み3%以上の下落を記録。債券市場では金利が上昇し、2年債利回りが一時3.403%(2007年10月以来の高水準)をつけている。
また、景気不安が高まりつつあることも逆風。S&Pグローバルが算出する8月の製造業PMIやサービス業PMIが軒並み大幅に下振れたため、今週発表される8月のISM製造業、非製造業景況指数、ADP雇用統計などにも警戒感が強まりやすい。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
引き締め加速の懸念をもたらしたのは、パウエルFRB議長がジャクソンホール会議で行った発言。インフレ抑制について「やり遂げるまでやり続けなければならない」と述べたほか、物価安定を回復するために「景気抑制的な政策スタンスを当面は維持することが必要になりそうだ」と語るなど、予想よりはるかにタカ派的な内容となった。
これを受けて、26日のNY株式市場では主要3指数が軒並み3%以上の下落を記録。債券市場では金利が上昇し、2年債利回りが一時3.403%(2007年10月以来の高水準)をつけている。
また、景気不安が高まりつつあることも逆風。S&Pグローバルが算出する8月の製造業PMIやサービス業PMIが軒並み大幅に下振れたため、今週発表される8月のISM製造業、非製造業景況指数、ADP雇用統計などにも警戒感が強まりやすい。
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