2022/02/18 08:41
米国株大引け概況(詳報): 大幅続落、ウクライナ情勢の懸念再燃で
17日のNY株式市場は、ウクライナ情勢の懸念再燃でリスクオフの展開。主要指標のダウ平均が前日比622.24ドル(1.78%)安の3万4312.03ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が407.37ポイント(2.88%)安の1万3716.72ポイントとそろって大幅続落で取引を終えた。
ロシアのウクライナ侵攻リスクが蒸し返されるなか、投資家心理が再び悪化した。米国側が「ロシアがウクライナ国境近くの軍隊を増強している」と報告したほか、バイデン大統領が「ロシアが数日内にウクライナへ侵攻する恐れがある」と警告している。相対的に安全な資産とされる米国債が買われ、2年債利回りが1.47%(↓0.05ポイント)、10年債利回りが1.96%(↓0.08ポイント)に低下した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落(生活必需品、公益は上昇)。なかでも大型IT銘柄を含む情報技術、コミュニケーション、一般消費財の下げが目立った。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.93%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が5.09%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@FB/U)が4.08%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.77%安と売られている。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が7.56%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.52%安と半導体銘柄の下げも大きい(SOX指数は3.74%安)。
コロナ後の成長鈍化が警戒されるグロース銘柄も安い。EC構築支援サービスのショッピファイ(@SHOP/U)が11.63%安、動画ストリーミング端末大手のロク(@ROKU/U)が10.37%安、南米EC大手のメルカドリブレ(@MELI/U)が9.95%安と急落した。「破壊的イノベーション」銘柄への投資で有名なARKイノベーションETF(@ARKK/U)は6.44%安と大幅続落している。
一方、金先物が続伸するなか、金鉱株は高い。バリックゴールド(@GOLD/U)とニューモント(@NEM/U)がそれぞれ4.50%、5.40%ずつ上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ロシアのウクライナ侵攻リスクが蒸し返されるなか、投資家心理が再び悪化した。米国側が「ロシアがウクライナ国境近くの軍隊を増強している」と報告したほか、バイデン大統領が「ロシアが数日内にウクライナへ侵攻する恐れがある」と警告している。相対的に安全な資産とされる米国債が買われ、2年債利回りが1.47%(↓0.05ポイント)、10年債利回りが1.96%(↓0.08ポイント)に低下した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落(生活必需品、公益は上昇)。なかでも大型IT銘柄を含む情報技術、コミュニケーション、一般消費財の下げが目立った。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.93%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が5.09%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@FB/U)が4.08%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.77%安と売られている。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が7.56%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.52%安と半導体銘柄の下げも大きい(SOX指数は3.74%安)。
コロナ後の成長鈍化が警戒されるグロース銘柄も安い。EC構築支援サービスのショッピファイ(@SHOP/U)が11.63%安、動画ストリーミング端末大手のロク(@ROKU/U)が10.37%安、南米EC大手のメルカドリブレ(@MELI/U)が9.95%安と急落した。「破壊的イノベーション」銘柄への投資で有名なARKイノベーションETF(@ARKK/U)は6.44%安と大幅続落している。
一方、金先物が続伸するなか、金鉱株は高い。バリックゴールド(@GOLD/U)とニューモント(@NEM/U)がそれぞれ4.50%、5.40%ずつ上昇した。
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