SNS大手のフェイスブック(@FB/U)は28日、社名を「フェイスブック(Facebook, Inc.)」から「メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms, Inc.)」に変更したと発表した（プレスリリースやロゴなどでは「Meta」を使用）。同日付でデラウェア州当局に修正した書類を提出済み。デラウェア州法により、社名変更のための株主投票は行わない。
　また、同社クラスA株のティッカー「FB」を12月1日付で「MVRS」に変更する方針を発表した。
　マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「われわれはソーシャルメディア企業とみなされているが、DNAは“人と人をつなぐテクノロジーを構築する企業”。メタバースはSNSが始まった時と同様、次のフロンティアだ」とコメントしている。
　フェイスブックはすでに今週25日、7〜9月期決算の発表時に事業セグメントを2部門に再編することを発表済み（10〜12月期から適用する予定）。メタバース分野への投資を今後本格化させるため、グループ傘下のSNSアプリをまとめた「Family of Apps(FoA)」部門と、バーチャルリアリティ(VR)と拡張現実(AR)事業に関する「Realty Labs(RL)」部門に分類する。


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