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2022/08/18 08:50

米国株大引け概況(詳報):下落、ハイテク株や消費関連株が安い 無料記事

 17日のNY株式市場は、上昇に一服感が見られるなかで売りに押される展開。主要指標のダウ平均は6日ぶりに反落し、前日比171.69ドル(0.50%)安の3万3980.32ドルで引けた。ナスダック総合指数も売られ、164.43ポイント(1.25%)安の1万2938.12ポイントと続落している。
 小売り大手の軟調な決算が重荷。ターゲット・コーポレーション(@TGT/U)の2022年5〜7月期決算は前年同期比で90%減益に沈んだほか、既存店売上高の伸びが市場予想に届かなかった。また、ロウズ(@LOW/U)とTJX カンパニー(@TJX/U)の決算も売上高が市場予想を下回っている。これを受け、消費関連銘柄の一角に売りが広がった。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.85%安と売られたのをはじめ、クレジットカード大手のビザ(@V/U)とマスターカード(@MA/U)が1.21%、1.09%ずつ値を下げている。
 半導体銘柄を中心に、ハイテク株も安い。テキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が3.63%安に沈んだほか、マイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.51%安、エヌビディア(@NVDA/U)が2.88%安、ブロードコム(@AVGO/U)が2.37%安と売られている。米長期債の利回りが一時2.9%台に上昇したことなどが売り材料となった。
 一方、IT機器大手のアップル(@APPL/U)は0.88%高。「iPhone最新モデルの発表イベントを9月7日に開催する予定」と報じられたことが好感されている。


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