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2022/02/07 08:47

米国株大引け概況(詳報): まちまち、アマゾン買いでナスダックは反発 無料記事

 先週末4日のNY株式市場は、アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)などIT大手の急騰、1月雇用統計の好調、金融引き締め加速の懸念――など様々な好悪材料を背景に売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均が前日比21.42ポイント(0.06%)安の3万5089.74ドルと小幅続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は219.19ポイント(1.58%)高の1万4098.01ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家の多くがベンチマークとするS&P500指数も、23.09ポイント(0.52%)高の4500.53ポイントと反発している。
 低調な決算を発表したSNS大手メタ・プラットフォームズ(@FB/U)をきっかけに、前日はハイテク株を中心に戻り売りに押されたが、この日は堅調な決算によるアマゾンやスナップ(@SNAP/U)の急反発が目立った(それぞれ13.54%高、58.82%高)。「メタの成長鈍化は企業固有のもの」ということが示唆された格好だ。
 好調な雇用統計も大きな材料。この日早朝に発表された1月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比46万7000人増と市場予想(約12万5000人増)を大きく上回った。昨年11月、12月分が上方修正された上、賃金上昇率も上振れるなど、米経済の好調が示唆されるなか、「金融当局が引き締め加速を余儀なくされる」との見方が強まっている。政策金利動向に敏感な2年債利回りが1.31%(↑0.11ポイント)、長期金利を代表する10年債利回りが1.91%(↑0.08ポイント)とそろって急上昇した。「FedWatch Tool」では、3月に0.50%幅の利上げが行われる可能性が3割超に上昇している(前日は1割超)。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち5業種が上昇(6業種は下落)。なかでも(アマゾンが含まれる)一般消費財が4%弱の伸びを記録し、金融やエネルギーも1.5%を超える上昇をみせた。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.61%高、金融大手のジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が2.60%高、石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が2.17%高と値を上げている。
 一方、低調な業績だった銘柄は軟調。自動車大手のフォード・モーター(@F/U)が9.70%安、クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・グループ(@RCL/U)が4.76%安と急落した。


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