6日のNY株式市場では、太陽光発電向けマイクロインバーターを手掛けるエンフェーズ・エナジー(@ENPH/U)が前営業日比4.93％高の292.82ドルと急伸して取引を終えた。ドイツの再生可能エネルギー大手との提携を強化する発表したことが好感されている。
　エンフェーズはベイワとの協力を通じ、ドイツでマイクロインバーターや蓄電池を販売すると明らかにした。ベイワはすでに2021年からベネルクス3国で、エンフェーズの製品を販売している。
　エンフェーズは足元で、欧州事業の拡大に力を入れている。「ミュンヘンを拠点とするグリーンコム・ネットワークスを買収する」と8月末に発表したばかりだ。グリーンコムは家庭内でのモノのインターネット(IoT)化を支援するソフトウエアプロバイダー。ドイツでエンジニアを増強することや、自社製品を普及させることが買収の狙いだ。買収手続きの完了は2022年内を予定している。


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