7日のNY株式市場では、ビットコイン関連銘柄がそろって急落した。主要銘柄では、米国仮想通貨取引所大手のコインベース(@COIN/U)が前営業日比4.18％安の266.81ドルと売られている。ビットコインの取引価格が急落し、一時17％安の4万2900ドル台まで下がったことが逆風だ。
　ただ、同日付ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ビットコインの価格が急落した理由は不明。オアンダ証券のアナリストは「エルサルバドルで法定通貨に正式採用されたことがピークと見て、一部のトレーダーが売り急いだことが急落の一因ではないか」と話している。
　この日は中米エルサルバドルでビットコインが法定通貨に採用された。同国は急落に乗じて押し目買いを敢行。ブケレ大統領は150ビットコインを買い増し、国としての保有量を550ビットコインに増やしたことをツイッターで明らかにした。時価総額で2670万ドルに上る。


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