2022/01/31 09:52
米国株週間相場見通し: 売り買い交錯か
今週のNY株式市場は、各種景気指標の発表を前に買い手控えムードが強まる可能性があるものの、企業業績の堅調さなどが下支えする形で、全体としては揉み合う展開が予想される。
今週は1月のISM製造業景況指数やADP雇用統計、マークイット製造業・非製造業PMI、非農業部門雇用者数などが相次いで発表されるため、結果次第では相場の波乱要因になり得る。1月に国内のオミクロン感染者が数百万人単位で確認されているだけに、想定外のデータが明らかにされる可能性も否定できない。
一方で、主要企業の10-12月期業績は総じて良好。既に決算を発表した企業のうち、77%が予想を上回る好結果を出している。先週末はアップルやビザが好決算を発表したため、今週予定されるアルファベットやAMD、メタ(旧称フェイスブック)、クアルコム、アマゾンなどにも期待が高まろう。
なお、気になる金融引き締め動向については、先週ほど警戒感が強まっていないようだ。米10年債利回りが安定しているほか(先週末は1.77%)、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も落ち着きを取り戻しつつある(一時38.9ポイントまで上昇したが、先週末は27.66ポイントに低下)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今週は1月のISM製造業景況指数やADP雇用統計、マークイット製造業・非製造業PMI、非農業部門雇用者数などが相次いで発表されるため、結果次第では相場の波乱要因になり得る。1月に国内のオミクロン感染者が数百万人単位で確認されているだけに、想定外のデータが明らかにされる可能性も否定できない。
一方で、主要企業の10-12月期業績は総じて良好。既に決算を発表した企業のうち、77%が予想を上回る好結果を出している。先週末はアップルやビザが好決算を発表したため、今週予定されるアルファベットやAMD、メタ(旧称フェイスブック)、クアルコム、アマゾンなどにも期待が高まろう。
なお、気になる金融引き締め動向については、先週ほど警戒感が強まっていないようだ。米10年債利回りが安定しているほか(先週末は1.77%)、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も落ち着きを取り戻しつつある(一時38.9ポイントまで上昇したが、先週末は27.66ポイントに低下)。
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