2021/11/18 08:39
米国株大引け概況(詳報):ダウ反落、ナスダックも安い
17日のNY株式市場は、利益確定の売りに押される展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって反落し、それぞれ前日比211.17ドル(0.58%)安の3万5931.05ドル、52.29ポイント(0.33%)安の1万5921.57ポイントで取引を終えた。
ダウ平均に関しては、クレジットカード大手ビザ(@V/U)が4.74%安と急落したことが重荷。アマゾン・ドット・コムは同日、「手数料が高すぎる」として来年1月から英国でビザが発行したクレジットカードによる決済を停止すると発表した。これを受け、同業のマスターカード(@MA/U)も2.82%安と売られている。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち7業種が下落。なかでも、エネルギーセクターの下げが目立つ。原油先物価格が大幅に続落するなか(WTI先物12月限の清算値は、前日比3%安の1バレル78.36ドル)、石油大手のシェブロン(@CVX/U)とエクソン・モービル(@XOM/U)が1.59%、1.09%ずつ売られた。また、油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が2.52%安、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が1.98%安、石油メジャーのコノコフィリップス(@COP/U)が0.92%安と値を下げている。
金融セクターもさえない。米10年債利回りが1.6%台を割り込むなか、利ざや改善の期待が後退した。シティグループ(@C/U)が1.31%安、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U) が1.21%安、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U) が1.05%安、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が0.54%安と売られている。
他の個別動向では、ファッションディスカウンターのTJXカンパニー(@TJX/U)が5.78%高と急伸。この日発表された2021年8〜10月期決算で、売上高と希薄化後EPSが上振れたことなどが追い風だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ダウ平均に関しては、クレジットカード大手ビザ(@V/U)が4.74%安と急落したことが重荷。アマゾン・ドット・コムは同日、「手数料が高すぎる」として来年1月から英国でビザが発行したクレジットカードによる決済を停止すると発表した。これを受け、同業のマスターカード(@MA/U)も2.82%安と売られている。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち7業種が下落。なかでも、エネルギーセクターの下げが目立つ。原油先物価格が大幅に続落するなか(WTI先物12月限の清算値は、前日比3%安の1バレル78.36ドル)、石油大手のシェブロン(@CVX/U)とエクソン・モービル(@XOM/U)が1.59%、1.09%ずつ売られた。また、油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が2.52%安、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が1.98%安、石油メジャーのコノコフィリップス(@COP/U)が0.92%安と値を下げている。
金融セクターもさえない。米10年債利回りが1.6%台を割り込むなか、利ざや改善の期待が後退した。シティグループ(@C/U)が1.31%安、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U) が1.21%安、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U) が1.05%安、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が0.54%安と売られている。
他の個別動向では、ファッションディスカウンターのTJXカンパニー(@TJX/U)が5.78%高と急伸。この日発表された2021年8〜10月期決算で、売上高と希薄化後EPSが上振れたことなどが追い風だ。
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