2021/11/30 08:44
米国株大引け概況(詳報): 反発、ハイテク株主導で押し目買い
週明け29日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に買い戻される展開。主要指標のダウ平均が前営業日比236.60ドル(0.68%)高の3万5135.94ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が291.17ポイント(1.88%)高の1万5782.83ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も1.32%高の4655.27ポイントと反発している。ただ、小型株を代表するラッセル2000は0.18%安の2241.98ポイントと逆行安だった。
南アフリカで検出された新型コロナ変異株(オミクロン株)に対する過度な懸念が後退した格好。感謝祭明けの先週末26日に急落していたこともあり、この日はハイテク株を中心に押し目買いが優勢だった。バイデン大統領は29日の記者会見で「ワクチン接種を受けてマスクをしているなら、都市封鎖の必要性はない」とコメントしている。資金がリスク資産に戻るなか、急低下していた10年債利回りは1.50%(↑0.03ポイント)へ上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。なかでも大型IT銘柄が含まれる情報技術、一般消費財、コミュニケーションなどのセクターで、上げ幅が大きかった。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.11%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.19%高。ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.35%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が5.09%高と値を上げている。
半導体関連も高い。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が5.95%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.59%高、半導体設備大手のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が4.59%高買われた。主要半導体銘柄で構成されるSOX指数は4%超上昇している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
南アフリカで検出された新型コロナ変異株(オミクロン株)に対する過度な懸念が後退した格好。感謝祭明けの先週末26日に急落していたこともあり、この日はハイテク株を中心に押し目買いが優勢だった。バイデン大統領は29日の記者会見で「ワクチン接種を受けてマスクをしているなら、都市封鎖の必要性はない」とコメントしている。資金がリスク資産に戻るなか、急低下していた10年債利回りは1.50%(↑0.03ポイント)へ上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。なかでも大型IT銘柄が含まれる情報技術、一般消費財、コミュニケーションなどのセクターで、上げ幅が大きかった。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.11%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.19%高。ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.35%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が5.09%高と値を上げている。
半導体関連も高い。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が5.95%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.59%高、半導体設備大手のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が4.59%高買われた。主要半導体銘柄で構成されるSOX指数は4%超上昇している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。