詳細
検索 (期間指定)
期間

2022/02/10 08:30

米国株大引け概況(詳報):続伸、大型ハイテク株が高い 無料記事

 9日のNY株式市場は、大型ハイテク株の主導で買われる展開。主要指標のダウ平均は前日比305.28ドル(0.86%)高の3万5768.06ドルと3日続伸、ナスダック総合指数は295.91ポイント(2.08%)高の1万4490.37ポイントと続伸して取引を終えた。
 米10年債利回りの上昇が一服するなか、ハイテク・IT大手を中心に幅広い銘柄が買われている。ダウ平均構成銘柄では、マイクロソフト(@MSFT/U)が2.18%高、セールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が2.12%高、シスコシステムズ(@CSCO/U)が1.72%高、アップル(@APPL/U)が0.83%高と値を上げた。
 半導体銘柄も高い。エヌビディア(@NVDA/U)が6.36%高と急伸したのをはじめ、クアルコム(@QCOM/U)が3.00%高、テキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が2.36%高、インテル(@INTC/U)が2.25%高と買われている。
 セクター別では、S&P500指数を構成する11業種がすべて上昇。なかでも、コミュニケーションサービスの上げが目立つ。前日まで4営業日下げていたSNSのメタ・プラットフォームズ(@FB/U)が5.37%高と急反発した。このほか、エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)が3.33%高、ネット動画配信のネットフリックス(@NFLX/U)が2.32%高、グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOGL/U)が1.57%高と値を上げている。
 他の個別動向では、ファストフード大手チポトレ・メキシカン・グリル(@CMG/U)が10.16%高と急伸。前日引け後に発表された2021年10〜12月期決算で、調整後EPSや既存店売上高などが市場予想を上回ったことが追い風だ。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース