2022/07/14 08:37
6月のCPIは前年比9.1%上昇で上振れ、1981年以来の高水準
米労働省労働統計局は13日、6月の消費者物価指数(CPI、季節調整後ベース)を発表し、前月比で1.3%上昇したことを明らかにした。上昇幅は市場予想(↑約1.1%)を上回っている。前年同月比では9.1%上昇し、こちらも市場予想(↑約8.8%)を上回った。1981年11月以降の最高水準を記録している。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ1.0%、7.5%ずつ上昇した(前年同月比ではそれぞれ10.4%、41.6%ずつ上昇)。エネルギーのうち、ガソリンが11.2%上昇している。
(変動の大きい)食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.7%上昇。市場予想(↑約0.5%)を上回った。前年同月比では5.9%上昇し、こちらも市場予想(↑約5.7%)を上回っている。ただ、コアCPIに関しては、3月(↑6.5%)をピークとして徐々に低下傾向にある。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ1.0%、7.5%ずつ上昇した(前年同月比ではそれぞれ10.4%、41.6%ずつ上昇)。エネルギーのうち、ガソリンが11.2%上昇している。
(変動の大きい)食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.7%上昇。市場予想(↑約0.5%)を上回った。前年同月比では5.9%上昇し、こちらも市場予想(↑約5.7%)を上回っている。ただ、コアCPIに関しては、3月(↑6.5%)をピークとして徐々に低下傾向にある。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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