2021/09/14 09:14
モデルナとファイザー急落、専門家がブースター接種の必要性に疑義
週明け13日のNY株式市場では、新型コロナワクチンを開発したモデルナ(@MRNA/U)とファイザー(@PFE/U)の株価が急落し、それぞれ前営業日比6.60%安の419.72ドル、2.22%安の44.58ドルで取引を終えた。米医療専門家がブースター接種の必要性に疑義を表明したことが逆風だ。
英医学誌ランセットが同日公表した論文によると、米食品医薬品局(FDA)や世界保健機関(WHO)の研究者らが3回目のコロナワクチン接種について、「広範な人々への接種は現時点で必要ない」との見解を示した。重篤患者に対する効果が高い状態にあることを理由に挙げている。その上で、「不必要なワクチンで重大な副反応が生じた場合、コロナ以外のワクチン接種にも影響が及ぶ恐れがある」と指摘した。
こうしたなか、時間の経過で低減するワクチンの有効性を維持するため、米政府は2回目の接種後8カ月が過ぎた人を対象に9月下旬から追加接種を開始する方針だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
英医学誌ランセットが同日公表した論文によると、米食品医薬品局(FDA)や世界保健機関(WHO)の研究者らが3回目のコロナワクチン接種について、「広範な人々への接種は現時点で必要ない」との見解を示した。重篤患者に対する効果が高い状態にあることを理由に挙げている。その上で、「不必要なワクチンで重大な副反応が生じた場合、コロナ以外のワクチン接種にも影響が及ぶ恐れがある」と指摘した。
こうしたなか、時間の経過で低減するワクチンの有効性を維持するため、米政府は2回目の接種後8カ月が過ぎた人を対象に9月下旬から追加接種を開始する方針だ。
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