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2021/10/07 12:48

ツイッターが非中核事業を売却、SNSに注力 無料記事

 ソーシャルメディア大手のツイッター(@TWTR/U)は6日、子会社でモバイル機器向け広告サービスを手掛けるモパブ(Mopub)を米モバイルゲームのアップラビン(@APP
/U)に10億5000万ドルで売却すると発表した。
 今回の事業譲渡によって、同社は中核事業に注力する方針。「資源を自社サイトでの広告サービスの展開や新製品やサービスの開発に振り向け、2023年に売上高75億ドルを目指す」と強調した。
 今回の売却にはアップルによるトラッキング制限措置も影響を与えているもようだ。OS更新時にアップルがSNS企業などによるトラッキングを制限したことで、各社はビジネスモデルの転換を迫られていた。
 売却の対象となったモパブは、サイト上の広告インベントリをリアルタイムで把握できるサービスを手掛けている(2020年の売上高は1億8800万ドル)。
 一方、買い手のアップラビンは、今年4月にナスダックに上場したばかりの新興モバイルゲーム企業。200タイトル以上のゲームを配信し、1日当たりのアクティブユーザー数は4億1000万人に上る。複数の現地メディアが7日付で伝えた。


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