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2022/05/06 08:48

米国株大引け概況(詳報): 急反落、ナスダックは約5%安 無料記事

 5日のNY株式市場は、前日の急上昇を打ち消す展開。主要指標のダウ平均が前日比1063.09ドル(3.12%)安の3万2997.97ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が647.17ポイント(4.99%)安の1万2317.69ポイント安の1万2317.69ポイントとそろって急反落で取引を終えた。ともに2020年6月以来、約2年ぶりの下げ幅を記録している。機関投資家の多くがベンチマークとするS&P500指数も同じく、153.30ポイント(3.56%)安の4146.87ポイントと反落した。
 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後にいったんは買い安心感が広がっていたものの、この日は投資家心理が改めて悪化。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを抑え込めるかを疑問視する見方が再拡大し、10年債利回りが3.04%(↑0.11ポイント)に急上昇したことが相場の逆風となった(場中では一時3.10%を超え、コロナ後の高水準を更新)。パウエルFRB議長が前日の会見で「0.75%の利上げはわれわれが積極的に検討しているものではない」と発言したが、CMEグループの「Fed Watchツール」では6月FOMCで0.75%利上げの確率が87.1%と見込まれるなど「タカ派色が今後強まる」との予想がくすぶる。
 セクター別では、S&P500全11業種がすべて下落。なかでも大型ハイテク株が含まれる一般消費財、情報技術、コミュニケーションの下げが目立った。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が5.57%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.33%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が7.56%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が4.36%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@FB/U)が6.77%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が7.33%安と軒並み急落している。
 この日はコロナ禍で注目を集めたEコマースなどの「巣ごもり銘柄」が再び急落。期待外れの一部収益やガイダンスを発表したことが嫌気され、ショッピファイ(@SHOP/U)が14.91%安、イーベイ(@EBAY/U)が11.72%安、エッツィ(@ETSY/U)が16.83%安で引けた。


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