2022/08/22 09:36
オキシデンタル10%高、バークシャーが最大50%の保有許可を取得
先週末19日のNY株式市場では、石油・ガス大手のオキシデンタル・ペトロリアム(@OXY/U)が前日比9.88%高の71.29ドルと急伸して取引を終えた。保有上限引き上げの許可を大株主が当局から得たことで、買い増し観測が浮上していることが追い風だ。
CNBCなど複数の米現地メディアによると、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資・保険持株会社大手のバークシャーハサウェイ(@BRK .B/U)は19日、オキシデンタル株を最大50%取得することに関する米エネルギー規制当局の許可を得た。バークシャーが7月11日、連邦電力法(FPA)に従い、米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)に申請を行ったことを受けたもの。当局側は競争が阻害されるなど不利益があるとみなさず、「公共の利益に合致する」と判断している。
バークシャーは今年、オキシデンタル株を市場で買い進めている。今月上旬時点で、すでに1億8836万株(発行済み株式総数の約20.2%)を保有しているほか、2019年の取引で得たワラント(約8390万株を約50億ドルで取得可能。行使価格:59.62ドル)も擁している。
今回の許可申請が規制上の形式的なものか、買い増しを示唆するものかどうかは現時点で不明。オキシデンタルの広報担当者は「バークシャー(子会社のバークシャーハサウェイ エナジー)がFERCの規制対象となる資産を持っているため、上限の引き上げ申請は必要だった」とコメントした。その一方、ブローカーなどの間では「バークシャーが最終的にオキシデンタルを買収するのではないか」との観測が浮上している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
CNBCなど複数の米現地メディアによると、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資・保険持株会社大手のバークシャーハサウェイ(@BRK .B/U)は19日、オキシデンタル株を最大50%取得することに関する米エネルギー規制当局の許可を得た。バークシャーが7月11日、連邦電力法(FPA)に従い、米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)に申請を行ったことを受けたもの。当局側は競争が阻害されるなど不利益があるとみなさず、「公共の利益に合致する」と判断している。
バークシャーは今年、オキシデンタル株を市場で買い進めている。今月上旬時点で、すでに1億8836万株(発行済み株式総数の約20.2%)を保有しているほか、2019年の取引で得たワラント(約8390万株を約50億ドルで取得可能。行使価格:59.62ドル)も擁している。
今回の許可申請が規制上の形式的なものか、買い増しを示唆するものかどうかは現時点で不明。オキシデンタルの広報担当者は「バークシャー(子会社のバークシャーハサウェイ エナジー)がFERCの規制対象となる資産を持っているため、上限の引き上げ申請は必要だった」とコメントした。その一方、ブローカーなどの間では「バークシャーが最終的にオキシデンタルを買収するのではないか」との観測が浮上している。
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