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2022/07/21 08:42

米国株大引け概況(詳報):続伸、大型ハイテク株の主導で 無料記事

 20日のNY株式市場は、大型ハイテク株の主導で買われる展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって続伸し、それぞれ前日比47.79ドル(0.15%)高の3万1874.84ドル、184.50ポイント(1.58%)高の1万1897.65ポイントで取引を終えた。
 ネット動画配信大手ネットフリックス(@NFLX/U)の底堅い決算が買い材料。前日引け後に発表された2022年4〜6月期業績は希薄化後EPSが上振れたほか、ユーザーの純減数が市場予想の半分(97万件)にとどまった。これを受け、競合するストリーミングサービス企業や大型ハイテク株が買われている。ロク(@ROKU/U)とウォルト・ディズニー(@DIS/U)が6.91%、3.75%ずつ上昇したほか、プライムビデオを提供するアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)も3.86%高と連れ高した。またセールスフォース(@CRM/U)が4.95%高、アップル(@APPL/U)が1.35%高、マイクロソフト(@MSFT/U)が1.06%高と値を上げている。
 半導体銘柄も高い。米連邦議会で半導体産業支援法案の成立に向けた動きが進むなか、エヌビディア(@NVDA/U)が4.80%高、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.13%高、クアルコム(@QCOM/U)が2.94%高と買われた。
 一方、業績が景気の影響を受けにくいとされるディフェンシブ株は総じて軟調。通信キャリアのベライゾン・コミュニケーション(@VZ/U)が2.73%安、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)が2.62%安、消費財のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.73%安、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)が1.65%安と売られている。


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