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2021/11/11 08:39

米国株大引け概況(詳報):続落、消費者物価指数の上昇を懸念 無料記事

 10日のNY株式市場は、米国で進むインフレへの警戒感で売られる展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって続落し、それぞれ前日比240.04ドル(0.66%)安の3万6079.94ドル、263.83ポイント(1.66%)安の1万5622.71ポイントで取引を終えた。
 この日発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.2%上昇と、1990年11月以来31年ぶりに6%に達した。市場予想(↑約5.9%)を上回ったほか、前月(↑5.4%)から大きく加速している。これを受け、「米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを前倒しする」との観測が再び強まり、幅広い銘柄が売られた。
 セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち8業種が下落。なかでも、エネルギーセクターの下げが目立つ。米国内の原油在庫が予想に反して増加したことで原油価格が低下するなか(WTI先物12月限の清算値は前日比3.3%安の81.34ドル)、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)が3.27%、1.59%ずつ売られた。また、油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が4.13%安、石油メジャーのコノコフィリップス(@COP/U)が3.63%安、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U) が2.70%安と値を下げている。
 米10年債利回りが上昇(一時1.58%台を記録)するなか、情報技術セクターも安い。IT機器大手のアップル(@APPL/U)とIT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.92%、1.53%ずつ売られたほか、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が6.08%安、画像処理半導体のエヌビディア(@NVDA/U)が3.91%安、クラウド顧客管理のセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が3.24%安に沈んだ。


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