米バイオ製薬会社のモデルナ(@MRNA/U)は7日、約5億ドルを投じてケニアでメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの製造工場を建設すると発表した。完成後は、最大で年間5億回分のmRNAワクチンをアフリカ大陸に供給する計画だ。
　ケニアの工場ではワクチンの材料を製造するほか、薬液の充填やパッケージングなども行う。モデルナは同時に、早ければ来年からアフリカで新型コロナワクチンの充填を始めるという。
　モデルナはmRNAの技術を活用し、新型コロナ向けに加えてRSウィルスやHIV治療用ななど複数ワクチンの開発を進めている。


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