17日のNY株式市場では、ホームセンター大手のホーム・デポ（@HD/U）が前日比4.27％安の320.75ドルと急落して取引を終えた。2021年5〜7月期の既存店売上高が市場予想を下回ったことが逆風だ。
この日発表された第2四半期決算は増収増益という結果で、売上高と希薄化後EPSが市場予想を上回った。一方、既存店売上高の伸びはやや低め。全体で4.5％、米国内で3.4％にとどまり、市場予想(それぞれ約5.6％、4.9％)に届いていない。今年2〜4月期は全体で31.0％、米国で29.9％に上ったが、失速した格好だ。
また、決済件数が減少したこともマイナス材料。同件数は約6％減の4億8170万件に落ち込んでいる。
　ホーム・デポの既存店売上高が振るわなかったことを受け、同業のロウズ・カンパニーズ（@LOW/U）も連れ安。同社の株は5.80％安の182.26ドルで取引を終えた。


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