2022/06/27 08:38
米国株大引け概況(詳報): 大幅続伸、ナスダックは3%超の上昇
先週末24日のNY株式市場は、リバウンド狙いの買いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比823.32ドル(2.68%)高の3万1500.68ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が375.43ポイント(3.34%)高の1万1607.62ポイントとそろって大幅続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も同様に続伸し、116.01ポイント(3.06%)高の3911.74ポイントで引けている。前週まで主要指数が2週連続で急落していたが、この週はダウが前週比5.39%高、S&P500が6.44%高、ナスダックが7.49%高と反発した形となった。
金融引き締め加速や景気減速への懸念が根強いが、値ごろ感から短期的に底値を探る動きが続いた格好。2年債利回りや10年債利回りは3%余りからやや反発しているものの、投資家心理を反映するVIX指数(恐怖指数)は27.23(↓1.82)と低下基調が続いた。この日発表された主要統計はまちまち。5月の新築住宅販売件数が予想外に増加する一方、6月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は50.0と過去最低を更新し、5年先のインフレ期待が3.1%(速報値:3.3%)に下方修正されている。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。大型ハイテク株が含まれるコミュニケーション、一般消費財、情報技術のほか、素材、金融、資本財といった6業種が軒並み3%超の上昇を記録した。SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が7.19%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が5.11%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.52%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.58%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が5.55%高と値を上げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
金融引き締め加速や景気減速への懸念が根強いが、値ごろ感から短期的に底値を探る動きが続いた格好。2年債利回りや10年債利回りは3%余りからやや反発しているものの、投資家心理を反映するVIX指数(恐怖指数)は27.23(↓1.82)と低下基調が続いた。この日発表された主要統計はまちまち。5月の新築住宅販売件数が予想外に増加する一方、6月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は50.0と過去最低を更新し、5年先のインフレ期待が3.1%(速報値:3.3%)に下方修正されている。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。大型ハイテク株が含まれるコミュニケーション、一般消費財、情報技術のほか、素材、金融、資本財といった6業種が軒並み3%超の上昇を記録した。SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が7.19%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が5.11%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.52%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.58%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が5.55%高と値を上げている。
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