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2022/06/10 08:52

米国株大引け概況(詳報):続落、米CPIの発表を控え売りが加速 無料記事

 9日のNY株式市場は、世界経済の減速懸念で売られる展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって続落し、それぞれ前日比638.11ドル(1.94%)安の3万2272.79ドル、332.04ポイント(2.75%)安の1万1754.23ポイントで取引を終えた。
 欧州主要国の株価指数がそろって下落したことが逆風。欧州中央銀行(ECB)は同日、7月1日に量的緩和を終了するとともに、早ければ同月中に0.25%の利上げに踏み切る方針を表明。金融引き締めで欧州経済が減速するとの警戒感が広がった。
 10日に発表される5月米消費者物価指数(CPI)も懸念材料。CPI総合指数の上昇率については、前年同月比が横ばい(約8.3%)と見込まれている一方、前月比は約0.7%と4月(0.3%)から加速すると予想されている。リスク回避ムードが広がるなか、主要3指数はいずれも引けにかけて下げ足を速めた。
 セクター別では、S&P500指数を構成する11業種がすべて下落。なかでも、情報技術セクターの下げが目立つ。IT機器大手のアップル(@APPL/U)が3.60%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.22%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.80%安、
ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(@CSCO/U)が1.47%安に沈んだ。
 コミュニケーションサービス・セクターも安い。ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が4.96%安、エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)が3.76%安、グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOG/U)が1.98%安、通信大手のベライゾン・コミュニケーション(@VZ/U)が1.18%安と売られている。


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