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2022/06/15 08:53

米国株大引け概況(詳報): ダウ5日続落、ナスダックは小反発 無料記事

 14日のNY株式市場は、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控えて小動きの展開。主要指標のダウ平均が前日比151.91ドル(0.50%)安の3万0364.83ドルと5日続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は19.12ポイント(0.18%)高の1万0828.35ポイントと5営業日ぶりに反発して取引を終えた。
 先週末に発表された5月消費者物価指数(CPI)の上振れで「インフレが天井をつけた」との見方が後退したことが引き続き逆風。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め加速が警戒され、今週14〜15日に開かれるFOMCの結果に注目が集まっている。債券市場では米国債が連日で売られ、2年債利回りが3.43%(↑0.08ポイント)、10年債利回りが3.47%(↑0.11%)と上昇基調が継続。金利上昇に伴う成長鈍化やリセッションの可能性も警戒され、押し目買いの勢いが鈍いままだった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落(情報技術とエネルギーのみ上昇)。国債利回りが急上昇するなか、(高配当銘柄の)公益や生活必需品、ヘルスケアなどディフェンシブなセクターの下げが大きかった。電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が2.41%安、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)が3.44%安、医薬品・医療機器大手のアボットラボラトリーズ(@ABT/U)が2.80%安と値を下げている。
 業務用ソフト大手オラクル(@ORCL/U)の好決算をきっかけに、ハイテク株はやや持ち直し。オラクルが10.41%高と急伸したほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.92%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が0.67%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.21%高と上昇した。
 他の個別動向では、物流大手のフェデックス(@FDX/U)が14.41%高と急騰。新たな取締役3名を指名したほか、四半期配当を53%増やすと発表したことが刺激材料となった。


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