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2022/04/08 08:39

米国株大引け概況(詳報):ダウ3日ぶり上昇、ナスダックは小反発 無料記事

 7日のNY株式市場は、前日まで続落していた反動で買い戻される展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって3日ぶりに反発し、それぞれ前日比87.06ドル(0.25%)高の3万4583.57ドル、8.48ポイント(0.06%)高の1万3897.30ポイントで取引を終えた。
 午前中は米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めを警戒した売りが先行したものの、一巡すると午後になって押し目買いが入って上昇に転じた。なかでも、景気動向に左右されにくいヘルスケアや生活必需品の関連銘柄が相場を支えている。
 ダウ平均構成銘柄では、製薬のメルク(@MRK/U)が2.15%高、ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(@WBA/U)が1.81%高、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)が0.98%高と買われている。また、消費財のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.29%高、小売り大手のウォルマート(@WMT/U)が1.00%高、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)が0.54%高と堅調だった。
 一方、大型ハイテク関連銘柄の値動きはまちまち。電気自動車のテスラ(@TSLA/U)とIT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.10%、0.62%ずつ上昇する半面、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)とグーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOG/U)が0.61%、0.52%ずつ売られている。
 他の個別動向では、PC・プリンター大手HPインク(@HPQ/U)が14.75%高と急伸。ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ(@BRK .B/U)による株式の大量保有(出資比率は約11.4%)が明らかになったことが刺激材料だ。


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