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2022/07/26 08:45

米国株大引け概況(詳報): 小動き、ダウは小反発 無料記事

 週明け25日のNY株式市場は、重要日程を控えるなかで小動きの展開。主要指標のダウ平均が前営業日比90.75ドル(0.28%)高の3万1990.04ドルと小反発する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は51.44ポイント(0.43%)安の1万1782.67ポイントと続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、5.21ポイント(0.13%)高の3966.84ポイントとほぼ横ばいで引けている。出来高は低調だった。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)が26〜27日に開かれるほか、4〜6月期決算発表シーズンの本格化などを控えているため、「結果を見極めたい」との様子見スタンスが多かった。FOMCで0.75%の利上げが発表されると予想されているほか、アルファベット(@GOOGL/U)、メタ・プラットフォームズ(@META/U)、マイクロソフト(@MSFT/U)など主要ハイテク企業の決算発表が相次ぐ。また、景気後退懸念がくすぶるなか、4〜6月期のGDPや6月の個人消費支出(PCE)の発表も控えている。
 セクター別ではS&P500全11業種のうち、エネルギー(↑3%超)、公益、金融、資本財など8業種が上昇した。原油反発を背景に石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が3.33%高、オキシデンタル・ペトロリアム(@OXY/U)が5.49%高、肥料大手のモザイク(@MOS/U)が6.02%高、農機大手のディア・アンド・カンパニー(@DE/U)が3.43%高と値を上げている。
 一方、大型ハイテク株が含まれる一般消費財、情報技術、コミュニケーションの3業種は弱含み。今週の決算発表を控えたアルファベットが0.36%安、メタ・プラットフォームズが1.55%安、マイクロソフトが0.59%安と値を下げた。


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