2021/08/06 10:38
ロクやエッツィが急落、コロナ恩恵銘柄に成長鈍化懸念
5日のNY株式市場では、コロナ禍で需要増の恩恵を受けた一部銘柄の下げが目立った。例えば動画ストリーミング端末大手のロク(@ROKU/U)が前日比4.01%安の403.48ドルと売られたほか、ハンドメイド製品向けマーケットプレイス大手エッツィ(@ETSY/U)が9.74%安の182.41ドルと急落している。
前日引け後に発表したロクの第2四半期(4〜6月)決算は、8割増収黒転で上振れたものの、あまりプラス材料視されなかった。米現地メディアによると、市場が注目したのは、主要営業指標の下振れ。アクティブアカウントが28%増の5510万件、ユーザーの総視聴時間が19%増の174億時間に伸びたものの、ともに市場予想(それぞれ約5580万件、約192億時間)を下回った。会社側は第「2四半期に家庭外の娯楽活動(外食や旅行など)が増えたことが、テレビの視聴時間に悪影響を及ぼした」と説明している。
また、同様に前日引け後に発表したエッツィの第2四半期(4〜6月)決算も上振れたが、ガイダンスの弱さが嫌気された。会社側は第3四半期(7〜9月)の業績について、売上高を「5億〜5億2500万ドル(中間値:前年同期比13.5%増収)」と予想したが、市場予想(約5億2750万ドル)をやや下回っている(通期ガイダンスは設定していない)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表したロクの第2四半期(4〜6月)決算は、8割増収黒転で上振れたものの、あまりプラス材料視されなかった。米現地メディアによると、市場が注目したのは、主要営業指標の下振れ。アクティブアカウントが28%増の5510万件、ユーザーの総視聴時間が19%増の174億時間に伸びたものの、ともに市場予想(それぞれ約5580万件、約192億時間)を下回った。会社側は第「2四半期に家庭外の娯楽活動(外食や旅行など)が増えたことが、テレビの視聴時間に悪影響を及ぼした」と説明している。
また、同様に前日引け後に発表したエッツィの第2四半期(4〜6月)決算も上振れたが、ガイダンスの弱さが嫌気された。会社側は第3四半期(7〜9月)の業績について、売上高を「5億〜5億2500万ドル(中間値:前年同期比13.5%増収)」と予想したが、市場予想(約5億2750万ドル)をやや下回っている(通期ガイダンスは設定していない)。
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