2021/12/30 08:51
米国株大引け概況(詳報):ダウとS&P500が最高値を更新
29日のNY株式市場は、売り買いが交錯する展開。ダウ平均が前日比90.42ドル(0.25%)高の3万6488.63ドルと6日続伸して過去最高値を更新する一方、ナスダック総合指数は15.50ポイント(0.10%)安の1万5766.22ポイントと小幅ながら続落して終了した(S&P500指数は0.14%高の4793.06ポイントで過去最高値を記録)。年末で市場参加者が減少。今週は出来高の少ない日が続いている。
米国で1日あたりの新型コロナ感染者数が過去最多となっているものの、「オミクロン株は重症化リスクが低い」とする研究結果が多い。米政府の首席医療顧問アンソニー・ファウチ氏は同日、「デルタ株に比べ深刻度は低い」と述べた。
オミクロン株に対する過度の警戒感が和らぐなか、ダウ平均構成銘柄では小売り・消費関連が高い。ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(@WBA/U)が1.59%高、スポーツ用品のナイキ(@NKE/U)が1.42%高、ホームセンターのホーム・デポ(@HD/U)が1.14%高、消費財大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が0.83%高と買われている。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち8業種が上昇。なかでも、製薬メーカーを中心にヘルスケアの上げが目立つ。アムジェン(@AMGN/U)が0.81%高、イーライリリー(@LLY/U)とアッヴィ(@ABBV/U)がそれぞれ0.72%高、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が0.70%高と買われた。
他の個別動向では、医薬品大手のバイオジェン(@BIIB/U)が9.46%高と急伸。韓国メディアが同日、「サムスングループに身売りを申し入れたもよう」と報じたことが刺激材料だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米国で1日あたりの新型コロナ感染者数が過去最多となっているものの、「オミクロン株は重症化リスクが低い」とする研究結果が多い。米政府の首席医療顧問アンソニー・ファウチ氏は同日、「デルタ株に比べ深刻度は低い」と述べた。
オミクロン株に対する過度の警戒感が和らぐなか、ダウ平均構成銘柄では小売り・消費関連が高い。ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(@WBA/U)が1.59%高、スポーツ用品のナイキ(@NKE/U)が1.42%高、ホームセンターのホーム・デポ(@HD/U)が1.14%高、消費財大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が0.83%高と買われている。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち8業種が上昇。なかでも、製薬メーカーを中心にヘルスケアの上げが目立つ。アムジェン(@AMGN/U)が0.81%高、イーライリリー(@LLY/U)とアッヴィ(@ABBV/U)がそれぞれ0.72%高、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が0.70%高と買われた。
他の個別動向では、医薬品大手のバイオジェン(@BIIB/U)が9.46%高と急伸。韓国メディアが同日、「サムスングループに身売りを申し入れたもよう」と報じたことが刺激材料だ。
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