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2021/11/08 09:54

米国株週間相場見通し:底堅くも上値は限定的か 無料記事

 今週のNY株式市場は、好調な地合いを引き継ぎつつ底堅い流れとなりそうだが、高値警戒感が意識される中で上値も限定的と思われる。
 このところのマーケットは、米景気見通しの改善と金融引き締め観測の後退という二つのプラス材料に支えられている。前者に関しては、10月の雇用統計が上振れたことや米下院で超党派によるインフラ法案が可決されたことーーなどが追い風。後者については、パウエルFEB議長が早期利下げ観測を否定したことや英中央銀行が(予想に反して)利上げを見送ったことーーなどが好感された。これを受けて、先週末の米長期債金利は1.45%台に低下し、9月初旬の水準まで戻っている。
 もっとも、連日の株価上昇を受けて、マーケット全体に過熱感が出はじめている点には要注意。ナスダックの14日RSIは78.5まで上昇し、過熱を示す節目の70を大きく上回った。過去の事例を見ると、この水準まで上昇すれば非常に高い確率で短期調整に入る傾向がある。
 また、新たな買い材料に乏しいのも事実。インフラ法案の成立や企業業績の好調は、マーケットにはほぼ織り込まれた感がある。


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