2022/02/28 08:35
米国株大引け概況(詳報): 大幅続伸、ウクライナ情勢の収束期待で
先週末25日のNY株式市場は、ウクライナ情勢の収束期待で買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比834.92ドル(2.51%)高の3万4058.75ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が221.04ポイント(1.64%)高の1万3694.62ポイントとそろって大幅続伸で取引を終えた。
ロシア・ウクライナ情勢が収束する可能性に期待感。寄り付き前に「ロシアがミンスク(ベラルーシ)でウクライナ側と交渉する準備ができている」と報じられた。景気敏感株・バリュー株を中心に買い戻す動きが強まるなか、S&P500全11業種がすべて上昇している。なかでも素材、金融、公益、生活必需品、ヘルスケアの5セクターが3%超の上げを記録した。2年債利回りと10年債利回りはそれぞれ1.57%(↓0.01ポイント)、1.96%(変わらず)とほぼ横ばいだった。
ただ、週明け28日の日本時間8時過ぎ時点では、地政学リスクが蒸し返されるなかで ダウ先物が反落(500ポイント超の下落)。原油や金が反発している。週末の間、ロシアによるウクライナ侵攻が続く一方、米国側がロシアの大手銀行や露プーチン大統領などに追加制裁を決定した。さらに米欧カナダの6カ国と欧州連合(EU)が26日、ロシアの大手銀行を国際決済網「SWIFT」から排除することに合意している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ロシア・ウクライナ情勢が収束する可能性に期待感。寄り付き前に「ロシアがミンスク(ベラルーシ)でウクライナ側と交渉する準備ができている」と報じられた。景気敏感株・バリュー株を中心に買い戻す動きが強まるなか、S&P500全11業種がすべて上昇している。なかでも素材、金融、公益、生活必需品、ヘルスケアの5セクターが3%超の上げを記録した。2年債利回りと10年債利回りはそれぞれ1.57%(↓0.01ポイント)、1.96%(変わらず)とほぼ横ばいだった。
ただ、週明け28日の日本時間8時過ぎ時点では、地政学リスクが蒸し返されるなかで ダウ先物が反落(500ポイント超の下落)。原油や金が反発している。週末の間、ロシアによるウクライナ侵攻が続く一方、米国側がロシアの大手銀行や露プーチン大統領などに追加制裁を決定した。さらに米欧カナダの6カ国と欧州連合(EU)が26日、ロシアの大手銀行を国際決済網「SWIFT」から排除することに合意している。
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