2022/01/13 08:43
米国株大引け概況(詳報):続伸、利上げを巡る過度の警戒感が後退
12日のNY株式市場は、利上げに対する過度の警戒感が和らぐ中で買われる展開。主要指標のダウ平均は続伸し、前日比38.30ドル(0.11%)高の3万6290.32ドルで引けた。ナスダック総合指数は3日続伸し、34.94ポイント(0.23%)高の1万5188.39ポイントで終了している。
昨年12月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比7.0%と約40年ぶりの高さだったが、市場予想(約7.0%)と一致する水準だった。この結果を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの懸念が緩和された格好だ。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち、ヘルスケアを除く10業種が上昇。なかでも、素材セクターの上げが目立つ。鉱業大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が5.02%高と急伸したほか、肥料・飼料大手のモザイク(@MOS/U)が3.84%高、鉄鋼大手のニューコア(@NUE/U)が3.50%高、建材大手のバルカン・マテリアルズ(@VMC/U)が1.22%高と値を上げた。
一般消費財セクターも堅調。電気自動車メーカーのテスラ(@TSLA/U)が3.93%高、クルーズ船運営のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が1.50%高、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が1.27%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が0.71%高と買われている。
一方、医薬品大手バイオジェン(@BIIB/U)は6.70%安と急落。同社が開発したアルツハイマー病治療薬について、公的医療保険制度メディケアの適用が大きく制限される可能性が高まったことが逆風だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
昨年12月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比7.0%と約40年ぶりの高さだったが、市場予想(約7.0%)と一致する水準だった。この結果を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの懸念が緩和された格好だ。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち、ヘルスケアを除く10業種が上昇。なかでも、素材セクターの上げが目立つ。鉱業大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が5.02%高と急伸したほか、肥料・飼料大手のモザイク(@MOS/U)が3.84%高、鉄鋼大手のニューコア(@NUE/U)が3.50%高、建材大手のバルカン・マテリアルズ(@VMC/U)が1.22%高と値を上げた。
一般消費財セクターも堅調。電気自動車メーカーのテスラ(@TSLA/U)が3.93%高、クルーズ船運営のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が1.50%高、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が1.27%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が0.71%高と買われている。
一方、医薬品大手バイオジェン(@BIIB/U)は6.70%安と急落。同社が開発したアルツハイマー病治療薬について、公的医療保険制度メディケアの適用が大きく制限される可能性が高まったことが逆風だ。
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