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2022/03/16 08:46

米国株大引け概況(詳報): 急伸、過度なインフレ懸念の後退で 無料記事

 15日のNY株式市場は、原油安を背景に大きく買い戻される展開。主要指標のダウ平均が前日比599.10ドル(1.82%)高の3万3544.34ドルと大幅続伸したほか、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が367.40ドル(2.92%)高の1万2948.62ポイントと急反発して取引を終えた。
 前日に続き、中国の都市封鎖(ロックダウン)をきっかけに原油先物が大幅続落(↓約6%)したことが支援材料。世界経済の成長減速が懸念される側面もあるものの、原油が先週高値から3割弱下げているため、過度なインフレ懸念が後退している。
 インフレ関連指標の下振れもプラス材料。2月の生産者物価指数(PPI)が前月比0.8%上昇と1月(↑1.2%)から鈍化し、市場予想(前月比約↑0.9%)をやや下回った。また、3月のNY連銀製造業景況指数はマイナス11.8(2月:プラス3.1)に低下し、こちらも市場予想(約6.4)を下回っている。市場の焦点は、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移行。2年債利回りと10年債利回りはそれぞれ1.85%(↓0.01ポイント)、2.14%(↑0.01ポイント)とほぼ横ばいだった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち、エネルギーを除く10業種が軒並み高。なかでも大型ハイテク株が含まれる情報技術、一般消費財、コミュニケーションの上げが目立った。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.97%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.63%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.89%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が3.87%高と値を上げている。半導体銘柄も買われ、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)とエヌビディア(@NVDA/U)がそれぞれ6.92%、7.70%ずつ上昇した(SOX指数は4.36%高)。グロース株も買い戻され、「破壊的イノベーション」銘柄への投資で有名なARKイノベーションETF(@ARKK/U)は4.02%高と4営業日ぶりに反発している。
 一方、原油安でエネルギー株は大幅続落。石油大手のシェブロン(@CVX/U)とエクソンモービル(@XOM/U)はそれぞれ5.06%、5.69%ずつ下落した。


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