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2022/03/01 08:46

米国株大引け概況(詳報): ダウ反落、ナスダックは3日続伸 無料記事

 週明け2月28日のNY株式市場は、ロシア・ウクライナ情勢に絡むニュースが飛び交うなかで、セクターごとに売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均が前営業日比166.15ドル(0.49%)安の3万3892.60ドルと3営業日ぶりに反落する一方、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数は56.78ポイント(0.41%)高の1万3751.40ポイントと3日続伸して取引を終えた。
 西側諸国が週末に対ロシア制裁を強化したことを受け、主要株価指数はマイナス圏で寄り付いたものの、引け際に下げ幅を縮小した(ナスダックはプラス転換)。ロシアの一部銀行を国際決済網「SWIFT」から排除すること、露中央銀行の外貨準備を凍結することが発表され、ルーブルが対ドルで急落するなか露中央銀行が通貨防衛に向けた緊急利上げ(9.5→20.0%)を実施。ロシアの株式市場が閉鎖を続けるなど、金融市場の混乱が続いた。こうしたなか米国債が大きく買われ、2年債利回りが1.43(↓0.14ポイント)、10年債利回りが1.83%(↓0.13ポイント)に急低下している。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落(4業種が上昇)。なかでも金融銘柄の下げが目立つ。ロシア関連エクスポージャーの大きいシティグループ(@C/U)が4.44%安と売られたほか、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が4.17%安、モルガン・スタンレー(@MS/U)が4.03%安と値を下げた。ディフェンシブな生活必需品セクターも売られ、飲料大手のペプシコ(@PEP/U)が2.76%安、たばこ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(@PM/U)が3.96%安と下落している。
 一方、防衛関連銘柄は高い。欧米各国がウクライナに武器を送ったことを受け、ロッキード・マーチン(@LMT/U)が5.94%高、レイセオン・テクノロジーズ(@RTX/U)が4.67%高、ノースロップ・グラマン(@NOC/U)が7.93%高と急伸した。露サイバー攻撃報道が相次ぐなか、ネットセキュリティー大手のパロアルトネットワークス(@PANW/U)とクラウドストライク(@CRWD/U)もそれぞれ4.30%、7.41%ずつ買われている。


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