2022/10/14 09:57
9月のCPIは前月比0.4%上昇で上振れ、コアCPIが40年ぶり高水準
米労働省労働統計局は13日、9月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、前月比で0.4%上昇したことを明らかにした(季節調整後ベース)。市場予想(↑約0.2%)を上回っている。前年同月比では8.2%上昇。6月(↑9.1%)をピークとし、7月(↑8.5%)、8月(↑8.3%)、9月と3カ月連続で減速基調が続くものの、市場予想(↑約8.1%)ほどの鈍化はみられていない。
項目別では、食品が0.8%上昇する半面、エネルギーが2.1%低下した。ガソリン価格が4.9%低下したことが影響している。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.6%上昇し、市場予想(↑約0.4%)を上回った。前年同月比では6.6%上昇し、1982年8月以来の高水準を記録している(市場予想:↑約6.5%)。8月(↑6.3%)から加速した格好だ。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品が0.8%上昇する半面、エネルギーが2.1%低下した。ガソリン価格が4.9%低下したことが影響している。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.6%上昇し、市場予想(↑約0.4%)を上回った。前年同月比では6.6%上昇し、1982年8月以来の高水準を記録している(市場予想:↑約6.5%)。8月(↑6.3%)から加速した格好だ。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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