2023/06/28 09:10
6月の消費者信頼感指数が109.7に上昇、約1年半ぶり高水準
非営利民間調査団体の米コンファレンス・ボードは27日、6月の消費者信頼感指数(CCI)を発表し、前月改定値(102.5)を7.2ポイント上回る109.7に上昇したことを明らかにした。市場予想(約104)以上に改善した形。同統計の締切日は、6月20日に設定されていた。
指数の内訳は、現況指数が155.3(前月改定値:148.9)、期待指数が79.3(前月:71.5)とそろって上昇した。
チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「現状の改善と期待の高まりで6月の消費者信頼感は2022年1月以来の高水準に改善した」とコメント。「35歳以下の消費者と3万5000ドル以上の収入がある消費者の間で、より高い信頼感が顕著に現れた」という。ただ、期待指数の水準はなお、消費者が向こう6〜12カ月のどこかで景気後退に陥ると予想していることを示唆していることも指摘した。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
指数の内訳は、現況指数が155.3(前月改定値:148.9)、期待指数が79.3(前月:71.5)とそろって上昇した。
チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「現状の改善と期待の高まりで6月の消費者信頼感は2022年1月以来の高水準に改善した」とコメント。「35歳以下の消費者と3万5000ドル以上の収入がある消費者の間で、より高い信頼感が顕著に現れた」という。ただ、期待指数の水準はなお、消費者が向こう6〜12カ月のどこかで景気後退に陥ると予想していることを示唆していることも指摘した。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
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