2023/01/24 09:28
マイクロソフト、「ChatGPT」のオープンAIに数十億ドルを追加出資
IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)は23日、人工知能(AI)チャットボットプログラム「ChatGPT」を開発する米スタートアップ企業「オープンAI」との提携関係が第3フェーズに入ったと発表し、数年間に渡って計数十億ドルを出資することで合意したことを明らかにした。公式ブログで同日に公表したもの。2019年、21年に続く3回目の出資となる。投資の詳細は非公表だが、米現地メディアが消息筋情報として伝えたところによると、投資額は数年で計100億ドルに上るという。
提携の具体的な内容には、◆特別設計のスーパーコンピューターをオープンAIに提供して研究を加速させること、◆マイクロソフトがオープンAIのモデルを消費者向け・企業向け製品で導入すること、◆マイクロソフトのパブリッククラウド「Azure」が引き続きオープンAIの独占クラウドプロバイダーであること――が含まれている。
マイクロソフトのサティア・ナデラ会長兼最高経営責任者(CEO)は「オープンAIとのパートナーシップは、責任を持って最先端のAI研究を進め、『AIを新たな技術プラットフォームとして民主化する』という共通の野心に基づいて形成された」とコメント。さらに「次の提携フェーズでは、様々な業界の開発者・組織がAzureを使って最高のAIインフラ、モデル、ツールにアクセスし、アプリを構築・実行できるようになる」と説明した。マイクロソフトは先週16日、オープンAIのAIツールを「Azure」上で利用できる「Azure OpenAI Service」を一般公開すると発表したばかりだ。
起業家サム・アルトマン氏が15年に創業したオープンAIは、画像生成AIツール「Dall-E」やAIチャットボットの「ChatGPT」などを開発する。昨年11月下旬には「ChatGPT」を無料公開。アルトマン氏によると、公開から1週間で「ChatGPT」のユーザー数は100万人を超えたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
提携の具体的な内容には、◆特別設計のスーパーコンピューターをオープンAIに提供して研究を加速させること、◆マイクロソフトがオープンAIのモデルを消費者向け・企業向け製品で導入すること、◆マイクロソフトのパブリッククラウド「Azure」が引き続きオープンAIの独占クラウドプロバイダーであること――が含まれている。
マイクロソフトのサティア・ナデラ会長兼最高経営責任者(CEO)は「オープンAIとのパートナーシップは、責任を持って最先端のAI研究を進め、『AIを新たな技術プラットフォームとして民主化する』という共通の野心に基づいて形成された」とコメント。さらに「次の提携フェーズでは、様々な業界の開発者・組織がAzureを使って最高のAIインフラ、モデル、ツールにアクセスし、アプリを構築・実行できるようになる」と説明した。マイクロソフトは先週16日、オープンAIのAIツールを「Azure」上で利用できる「Azure OpenAI Service」を一般公開すると発表したばかりだ。
起業家サム・アルトマン氏が15年に創業したオープンAIは、画像生成AIツール「Dall-E」やAIチャットボットの「ChatGPT」などを開発する。昨年11月下旬には「ChatGPT」を無料公開。アルトマン氏によると、公開から1週間で「ChatGPT」のユーザー数は100万人を超えたという。
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