2022/11/11 08:48
10月のCPIは前月比0.4%上昇で下振れ、前年比では4カ月連続で減速
米労働省労働統計局は10日、10月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、前月比で0.4%上昇したことを明らかにした(季節調整後ベース)。市場予想(↑約0.6%)を下回っている。前年同月比では7.7%上昇し、こちらも市場予想(↑約7.9%)を下回った。インフレが落ち着きつつあることを裏付ける内容。6月(↑9.1%)をピークとし、7月(↑8.5%)、8月(↑8.3%)、9月(↑8.2%)、10月と4カ月連続で減速基調を続けている。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ前月比0.6%、1.8%ずつ上昇した。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.3%上昇し、市場予想(↑約0.5%)を下回った。前年同月比では6.3%上昇し、こちらも市場予想(↑約6.5%)を下回っている。
品目別では、中古車(前月比↓2.4%)、衣料(↓0.7%)、医療サービス(↓0.6%)などが低下した。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ前月比0.6%、1.8%ずつ上昇した。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.3%上昇し、市場予想(↑約0.5%)を下回った。前年同月比では6.3%上昇し、こちらも市場予想(↑約6.5%)を下回っている。
品目別では、中古車(前月比↓2.4%)、衣料(↓0.7%)、医療サービス(↓0.6%)などが低下した。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。