2023/06/26 09:58
カーマックスが10%高、1Q上振れを好感
先週末23日のNY株式市場では、中古車販売チェーンのカーマックス(@KMX/U)が前日比10.07%高の86.21ドルと急伸して取引を終えた。足元業績の上振れが好感されている。
この日発表された第1四半期(3〜5月)決算は、売上高が前年同期比17.44%減の76億8706万ドル、純利益が同9.50%減の2億2829万ドルに縮小するという減収減益の結果だが、売上高、希薄化後EPS(1.44ドル)ともに市場予想(それぞれ約74億5900万ドル、約0.80ドル)を上回った。
同社の中古車販売台数は11.3%減の37万8972台に縮小した。同内訳は、小売が9.6%減の21万7924台、卸売が13.6%減の16万1048台となっている。インフレ圧力や金利上昇、融資基準の厳格化、消費者信頼感の低迷――など逆風が続いているものの、会社側によるとユニット当たりのパフォーマンスは前年下期から改善傾向にあるという。全体の粗利益率は9.4→10.6%(↑1.2ポイント)に改善したほか、販管費を14.75%削減したことなどが最終利益を底上げした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この日発表された第1四半期(3〜5月)決算は、売上高が前年同期比17.44%減の76億8706万ドル、純利益が同9.50%減の2億2829万ドルに縮小するという減収減益の結果だが、売上高、希薄化後EPS(1.44ドル)ともに市場予想(それぞれ約74億5900万ドル、約0.80ドル)を上回った。
同社の中古車販売台数は11.3%減の37万8972台に縮小した。同内訳は、小売が9.6%減の21万7924台、卸売が13.6%減の16万1048台となっている。インフレ圧力や金利上昇、融資基準の厳格化、消費者信頼感の低迷――など逆風が続いているものの、会社側によるとユニット当たりのパフォーマンスは前年下期から改善傾向にあるという。全体の粗利益率は9.4→10.6%(↑1.2ポイント)に改善したほか、販管費を14.75%削減したことなどが最終利益を底上げした。
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