2023/06/14 09:05
5月CPIが前月比0.1%上昇で予想通り、前年比では4%上昇と2年ぶり低水準
米労働省労働統計局は13日、5月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、季節調整後ベースで前月比0.1%上昇したことを明らかにした。市場予想(↑約0.1%)に一致し、4月(↑0.4%)から大きく減速している。前年同月比では4.0%上昇と、こちらも4月(↑4.9%)から大幅に鈍化。2021年3月以来、2年2カ月ぶりの低水準を記録した。米金融当局の目標である「2%」までなお道のりが残るものの、22年6月(↑9.1%)にピークを付けて以降、11カ月連続で伸びが減速している格好だ。
項目別では、食品が0.2%上昇した半面、エネルギーが3.6%低下した。
変動の激しい食品、エネルギーを除いた場合は、それほど楽観的でない内容。食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比で0.4%上昇し、市場予想(↑約0.4%)に一致。前年同月比では5.3%上昇した(市場予想:↑約5.2%)。4月(↑5.5%)から鈍化しているものの、CPIと比べるとやや高止まり傾向にある。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品が0.2%上昇した半面、エネルギーが3.6%低下した。
変動の激しい食品、エネルギーを除いた場合は、それほど楽観的でない内容。食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比で0.4%上昇し、市場予想(↑約0.4%)に一致。前年同月比では5.3%上昇した(市場予想:↑約5.2%)。4月(↑5.5%)から鈍化しているものの、CPIと比べるとやや高止まり傾向にある。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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