2023/01/13 08:45
米国株大引け概況(詳報):続伸、米インフレの減速を好感
12日のNY株式市場は、米インフレの減速を好感して買われる展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって続伸し、それぞれ前日比216.96ドル(0.64%)高の3万4189.97ドル、69.43ポイント(0.64%)高の1万1001.10ポイントで取引を終えた(ダウ平均は3日続伸、ナスダックは5日続伸)。
注目されていた昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%上昇、前月比0.1%下落と、いずれも市場予想(それぞれ約6.5%上昇、約0.1%下落)と一致した。米CPIが前月比で下落したのは、2020年5月以来、約2年半ぶりとなる。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げへの懸念が後退するなかで買いが優勢となった。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち8業種が上昇。なかでも、エネルギーセクターの上げが目立つ。油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が2.98%高、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が2.84%高、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.66%高、石油精製のバレロ・エナジー(@VLO/U)が1.29%高と買われた。
コミュニケーションサービス・セクターも高い。エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)が3.61%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.88%高、メディアグループ大手のコムキャスト(@CMCSA/U)が1.95%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が0.88%高と値を上げている。
他の個別動向では、航空大手のアメリカン・エアラインズ(@AAL/U)が9.71%高と急伸。この日発表された22年第4四半期暫定決算で、売上高と調整後EPS(非GAAP)が会社側の従来予想を大きく上振れたことが刺激材料だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
注目されていた昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%上昇、前月比0.1%下落と、いずれも市場予想(それぞれ約6.5%上昇、約0.1%下落)と一致した。米CPIが前月比で下落したのは、2020年5月以来、約2年半ぶりとなる。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げへの懸念が後退するなかで買いが優勢となった。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち8業種が上昇。なかでも、エネルギーセクターの上げが目立つ。油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が2.98%高、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が2.84%高、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.66%高、石油精製のバレロ・エナジー(@VLO/U)が1.29%高と買われた。
コミュニケーションサービス・セクターも高い。エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)が3.61%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.88%高、メディアグループ大手のコムキャスト(@CMCSA/U)が1.95%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が0.88%高と値を上げている。
他の個別動向では、航空大手のアメリカン・エアラインズ(@AAL/U)が9.71%高と急伸。この日発表された22年第4四半期暫定決算で、売上高と調整後EPS(非GAAP)が会社側の従来予想を大きく上振れたことが刺激材料だ。
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