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2023/04/18 09:36

半導体装置メーカー3社急落、TSMCが設備投資額を引き下げか 無料記事

 17日のNY株式市場では、半導体装置メーカー大手3社の株価が急落した。蘭ASMLホールディング(@ASML/U)が前営業日比4.08%安の639.04ドル、ラムリサーチ(@LRCX/U)が1.63%安の492.66ドル、プライド マテリアルズ(@AMAT/U)が0.98%安の111.79ドルで引けている。主要顧客が2023年度の設備投資額を引き下げる模様と伝えられたことが逆風だ。
 台湾紙・経済日報は同日、「ファウンドリ世界最大手の台湾セミコンダクター(@TSM/U、TSMC)が23年の設備投資額について、280億〜300億ドルに引き下げることを視野に入れている」と報じた。TSMCは今年1月時点で、320億〜360億ドルとの見通しを示していた(22年は363億ドル)。台湾での生産能力拡張計画を減速させたことや、半導体市況の回復が遅れていることなどが理由だという。
 魏哲家最高経営責任者(CEO)は今年1月、半導体市況に関して「今年上半期中に底を打ち、下半期中に回復するだろう」と予想していた。
 TSMCは今月20日、23年第1四半期決算の発表に合わせて23年の設備投資額の見通しを公表する予定だ。


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