電子決済サービス大手のペイパル・ホールディングス(@PYPL/U)は1月31日、従業員向けのメモで「全従業員の約7％に相当する約2000人の従業員を解雇する」と発表した。ダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)は「コスト構造の適正化で大きな進歩を遂げ、経営リソースを優先分野に集約させたが、やるべきことがまだ残っている」とコメントしている。
　1月はリストラ計画を発表したテック企業が相次ぐ状態。EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1万8000人超、顧客管理ソフト大手のセールスフォース(@CRM/U)が従業員の約1割(約7000人)、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1万人、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1万2000人のリストラ計画を発表している。
　ペイパル株は1月31日、前日比2.32％高の81.49ドルで取引を終えた。


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